おはようございます。
久しぶりに、シュートの続きをいきましょう。
前回のシュートの話は
明日のために 其の四拾五 ~強いシュートのための筋トレ3~http://soccerfutsal.hamazo.tv/e3607646.html
でお話しています。
そこまでをまずはもう一度確認してください。
では、シュートの4期目。
ボールにあしが当たるとき、インパクトの瞬間です。
正面
側面
後面
この時期は前までの時期(1~3期)での問題が出てくる時期です。
そこで正しくできていないと、ミートする瞬間にボールに勢いが
伝わることはないからです。
では、ここでのポイントのお話です。
①体を横に捻るより、縦に折るイメージをもつこと
この瞬間は、腹筋の中でも第3期まで鍛えなければいけなかった腹斜筋、下部腹筋、側腹筋
と、さらにみんなが割れているであろう腹直筋という、真ん中の筋肉が必須です。
ちなみに、腹斜筋・下部腹筋・側腹筋はこれですからね。復習を。
腹斜筋
下部腹筋
側腹筋
これらに、プラスで腹直筋が必要になります。
この腹直筋は、ぶつかるような競技の時、相撲やアメフト、ラグビーなどで
絶対的に必要になります。しかし、サッカー・フットサル、野球でも
この蹴る瞬間に、ボールとぶつかると考えてください。それを、押し出すためには
負けないようにこの腹直筋が弾き返すんですね。野球もピッチャーはリリースの
瞬間に、同じことが起きますからね。
ここで大切なのは、通常とは少し違った一瞬の力を入れないといけないということ。
こんな形なら、最高ですね。
これの注意点は、上がるときも早く、手の膝を押すのもはやく行うこと!
それが、インパクトの時に使われる腹直筋にきますから。
②右足にすべてのせる
この後の第5期では右足から着地していきますから、このインパクトの時に
右足に全部体重が乗ってないといけませんね。
先ほども登場した腹筋群で固めて、さらにその固めた力を
右足のすべてでボールを送り出さなくてはいけません。
右足も固めないといけないということです。
③左の腕に自分がぶつかっていくこと
この意味は、皆さんは左手を前に出したり、回す意識まではあると
思います。でも、シュートを打ちに行く際に振りあげた手の位置は変えずに、
そこに体を自分が持っていくイメージを持てるでしょうか。
それができれば、体ごとボールを押し出すことになりますから、
ボールが浮いたりはなくなります。
だした左手に向かって体をぶつけていくんですよ?いいですね?
どうでしょうか、
あくまでインパクトは、事前の準備を最高に行えることが前提です。
そうすれば、体は横に捻るだけじゃなく、前に倒れてボールを押し出します。
それが、体全体を使ったシュートになるんです。
以前も載せた、ロナウド選手のシュート
明日のために 其の壱拾六 ~シュート時の肩甲骨~
http://soccerfutsal.hamazo.tv/e3383181.html
が、やはりわかりやすいと思います。
イメージを大切にがんばりましょう。