おはようございます。
前回お話しした、初速の一回目。
山本さんのために書きますので。
明日のために其の五拾五 ~初速~
http://soccerfutsal.hamazo.tv/e4033264.html
①地面を踏む
をお話しします。
初速というのは、簡単に言うと動き出すときの速さです。
動き出すということは、突っ立っててはいけません。
なので前に傾くのが基本になります。
こうなります。
ここでのポイントのお話をします。
これを見てください。
これは、地面の反発の力、床反力といわれるものが、矢印で書いてあります。
注目は、真ん中の図の矢印が一番大きいということ。
ということは、体がまっすぐになったときは、体の真下で地面をけると
地面からの力が一番もらえるということになります。
いいですね?
体がまっすぐの時はです。
では、先ほどのような前に傾いているときはどうでしょう?
こうなります。
へその下のイメージを持つといいです。
体の傾きに対してのへその下。
個人差は正直あります。もう少し前のみぞおちの下の人もいます。
傾きがきついときは
足の置く位置がここになりますね?
これが、先ほどの床反力の図で、後ろで強く蹴っている図が左端にありますが、
この時は、床から帰ってくる力はほぼありません。
後ろで足がくるくる回って、前傾姿勢で走っている人がたまにいますが、
そんな人たちが、ぐいぐい前に進めるわけがないということです。
となりますと、大切なことをまとめてみます。
①スタートの時は思い切って前傾姿勢になる
②そのときにいつもより前に足を出してみる
③前に倒れそうな体を倒れないように出すぐらいでちょうどいい
④地面を踏むときに中殿筋と大殿筋下部を使う
⑤地面からの床反力をもらう時に腸腰筋が活きてくる
こんな感じです。
なので、みぞおち~へその下に傾きと合わせて足をつかないと、
すぐに体が起き上がってきます。
それは、後ろに体がそりかえることになります。
だから、
①②③ですよね。
そして、
④は過去にお話ししたこれらです。
これで中殿筋のことを知ってください。
明日のために 其の弐拾弐 ~次のステップ中殿筋~
http://soccerfutsal.hamazo.tv/e3422137.html
これで大殿筋下部のことを知ってください。
明日のために 其の弐拾五 ~バランスボールスクワット~
http://soccerfutsal.hamazo.tv/e3435461.html
明日のために 其の壱 ~シュート力~
http://soccerfutsal.hamazo.tv/e3170443.html
明日のために 其の弐拾 ~ジャンプ解説~
http://soccerfutsal.hamazo.tv/e3412604.html
とくに、バランスボールスクワットのときの形が、
一番初速の傾きの時の、股関節・膝関節・足関節と同じです。
それはここでも書きました。
明日のために 其の五拾 ~個人的な走り方の考え方2~
http://soccerfutsal.hamazo.tv/e3732052.html
これを鍛えて、地面を踏む感覚を持つといいですね。
そこから、
ランジのように、踏み込んだ時に大殿筋下部にいつでも来るようにする。
そうすれば、踏む力はついていきます。
そして、
⑤ですが、
最初から話している、正しい位置に足をおいて、
もも上げのように行うと、これがびっくりするぐらい股関節のつけね
腸腰筋と言われるところに効いてきます。
動画を見てください。
置いた足を真上に引き上げる感じです。
これを間違うと、床からの力をもらえなくなるどころか、
違う筋肉を使ってしまい、けがします。
正しい位置はここ
間違いはここ
どうでしょうか?
正しい位置で地面を踏む。
その時に使う筋肉はどこか。
これがまずは
①地面を踏む
です。