おはようございます!!
先日行われたセミナーへのたくさんのご参加
感謝申し上げるとともに、これからの新しい人達が
集まり、この人たちが世の中を盛り上げていくんだと
わくわくしました。
最初の自己紹介のちょっとした緊張感
BBによる評価
皆での話し合い
今日から少しの間、セミナーの復習をやることと、
選手にとったら、自分で体の強さがわかり、
トレーニングできるということをやっていきます。
選手の方見てください。
まず、最初はこれです。
①片足スクワット 足を後ろにするパターン
やり方
1:両手を合わせて前に最大限伸ばす
(最大限伸ばすのは、背中の筋肉の強さと体の姿勢を見るため)
2:そのままをキープして、行けるところまでしゃがむ。
(行けてしまう人は、きっとももうらと、ふくらはぎがしっかりつく)
3:しゃがんだところから、体をしっかりキープして立ち上がる
(ぶれずに、スッと立ち上がれたらOK)
このポジションは、サッカー・フットサルでいう足を振りかぶった時
に近いポジションです。このときに、相手に当たられることは
たくさんあると思います。
なので、このポジションでの筋力(しっかりしゃがめるか、
立ち上がれるか、背中がまっすぐのままやれてるか)、
バランス力(最初から最後までふらつかないか)がわかります。
足を後ろに持って行ってますから、地面についている側の
お尻の筋肉を使いやすいですから、その強さがわかりますね
では、これが弱いと感じた時に行うメニューは
「バランスボールスクワット」です。
ここを見てください
明日のために 其の弐拾五 ~バランスボールスクワット~
http://soccerfutsal.hamazo.tv/e3435461.html
これを左右20回3セットやりましょう。最初は週に2回でもいいと思います。
ぜひ試してください。
次に、トレーナーさん向けの解説です。(選手の人は飛ばしてください)
これ書くの大変なので、一個づついきましょ。
1:両上肢最大前方拳上位(肩甲骨外転位)
*この時体制がキープできないのは・・・
・広背筋のタイトネスがあるかどうか?
あると拳上の制限になる。
・支える体幹筋の弱さがあるかどうか?
僧帽筋下部によるしっかりとした肩甲骨の後傾は、
正しい拳上を生み出すので、この筋の筋力不足が拳上制限
になっていないかイメージ。
前鋸筋との、外腹斜筋と内腹斜筋の連動による前面での
エキセントリックによる収縮ができてるか、
広背筋と大殿筋下部による連動不足でしっかりと背中が
吊り上げられていないのではないかを考えておく。
・片足で立っている際の軸足とは反対の骨盤下制しているか?
軸足の中殿筋の弱さ、遊脚側の体幹側腹筋の弱さ、軸足の内転筋
タイトネスによる骨盤引下げなどのイメージ。
・左右のキープの仕方の違いがないか?
殿部が外側にスウェーしていれば、そちら側の中殿筋後部線維の弱さ、
深部外旋筋の筋力不足、それにともなうTFL優位になっているのではないかの
イメージをもつ。
もちろん、ここでも側腹筋の関連も同様にイメージ。
これだけでもすでに10個の次につながるチェックが用意できる。
広背筋タイトネス・僧帽筋下部筋力・前鋸筋-外腹斜筋-内腹斜筋連動
広背筋-大殿筋下部連動・中殿筋筋力・側腹筋筋力・内転筋筋力タイトネス
深部回旋筋筋力・TFLタイトネス・などなど
まだ、しゃがむ前の段階でこれだけのイメージを持っておくことは
非常に大事だと思います。
選択肢がかなり広がりますし、そうなれば、「これじゃないな、じゃあこっちかな?」
って、次へのイメージへのスピードも大事ですからね。
いかに早く、正確にできるかは、現場でも治療院のなかでも同じです。
次回はスクワットから立ち上がるまでの解説をします。
よろしくお願いします。