明日のために 其の参拾弐 ~走りと体幹~

サッカー院長

2012年02月22日 00:39

こんばんは!


今日はとてもいいことが。


コメントが2件あったこと。



やってるかいがありますね。



磯谷君、FRさんありがとうございます!



そして、今日はジャンプのお話ではなく、


この前登場した、フットサル関西リーグ所属の


男の走りの話。
知らない人は、見といてください。
明日のために 其の参拾壱 ~フットサル上達のために~
http://soccerfutsal.hamazo.tv/e3471682.html



「慎一さん、なんか右のかかとの所こすれるんですけど、なんすかこれ」


って、右のインソールのかかとの外だけ削れてました。


「わかった」って、とった動画。





動画確認させても、本人全く気づいてないんで解説しますけど、


①左足をついた瞬間は足から耳までほぼまっすぐ




②それに対して、右見て!





傾きすぎ、遠藤。


そりゃ、右の荷重が強すぎるので、なりますよ。



でも、大事なのはなぜなるか。


わたくしの考えは

①彼は左の腹斜筋(真横のバージョン)が圧倒的に弱い
  このため左での地面の蹴りだし時に左の腹斜筋の側筋
  が使われずに、そのまま右に体がもってかれる。
  使われれば、右に体を倒れそうになるのを戻す作用があります。

②左の腕が外に開いているのは
  これはバランスをとるためです。
  左足で地面をけって、右に体が流れるので
  左手を外に開くことで左に何とか体を戻そうとしてます。
  右手をもし外に開いたら、腕のおもさでそのまま右に
  倒れそうじゃないですか?

  こうやって、体は自分でバランスを崩していきます。

  疲れやすいでしょう。実際そう言ってましたし。






だから、前回指導したこの腹筋



左を右の倍の回数にしたんです。


ちなみに、わたしが言う側筋はここね。




彼は、下半身はかなり安定してきました。


ずっと、中殿筋の事を叩きこんできましたから。


でも、この腹斜筋(側筋)は鍛えてませんでした。


ジャンプも、走りもそうですが、下半身は安定性があります。


体幹がまだまだなので、すべての動作で体幹が左右にぶれます。


このトランポリン画像もそうですね。




動画スタートしてすぐに右に傾き、

左足の際も、体が外に流れますね。


前回ボールを飛ぶテストも見直してください。


同じようにぶれますから。


これが前回の指導したトレーニングを積めば変わります。


こうやって、評価して変えていくんですね、体を。


サッカー・フットサル界はまだまだ変わると思います。


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